テレワークで起こり得るセキュリティ被害

テレワークは、会社・事務所で働く場合と比べて、セキュリティ被害が起こりやすい働き方です。テレワークで起こり得るセキュリティ被害の具体例をご紹介いたします。

テレワークでのセキュリティ被害は、物理的に他者の目が存在する場所のみで起こるとは限りません。自宅のネット回線から被害を受けるケースや、単純に紙資料やUSBを紛失するという事態もあり得ます。

オフィスに比べるとセキュリティ対策が不十分なので、セキュリティ被害に遭わないよう注意しなければなりません。

テレワークでのセキュリティ被害を防ぐ方法

テレワークでのセキュリティ被害を防ぐには、ルール整備・技術面・物理面それぞれで対策が必要です。

ルール整備の主な例は、テレワークに関する社内での規定作成です。オフィス外で情報を扱う際のルールや資料の管理方法、利用するツールなどを明確に定めます。単にルールを決めるだけでなく、研修やテスト運用などを実施すると安心です。

技術面の対策では、セキュリティソフトの活用や暗号化などが挙げられます。オフィス以外のネット回線を利用する場合、フィッシング詐欺やウイルス感染を防ぐための対策が非常に重要です。

物理的なセキュリティ対策も必要です。PCや紙資料から目を離さない、外部に持ち出せる資料に制限をかけるなどの方法があります。紙資料はデータ化し、クラウドで保存するのも効果的です。

Zoom（ズーム）

Zoomは世界中で利用されているWEB会議ツールです。ミーティングの主催者以外は、アカウント登録をしなくてもミーティングに参加できます。手軽に利用できるため、WEB会議の経験がない方でもスムーズに進めることが可能です。

Zoomは、主催者となる方がルームを作成してミーティングを実施するシステムです。他の方は共有されたミーティングルームのURLにアクセスして参加します。ルームには任意でパスワードの設定が可能なので、無関係の方にURLを開かれてしまうリスクを最小限に抑えられるのです。

Google Meet（グーグルミート）

Google MeetはGoogleが提供するWEB会議ツールです。GmailやGoogleカレンダーなどGoogleの各種サービスと連携できるため、作業効率の向上が期待できます。

GoogleはIT業界の最大手といえる企業であり、セキュリティ対策で高い評価を得ています。Google Meetも同様に、万全のセキュリティ対策が実施されたツールです。最大手企業ならではの安心・安全な体制でWEB会議が行えるでしょう。

V-CUBEミーティング

V-CUBEミーティングは官公庁や教育機関など、セキュリティに厳しい施設でも多く導入されているWEB会議ツールです。映像・音声ともに高品質であり、離れた場所にいながらスムーズな会議が実施できます。

V-CUBEミーティングはASP／SaaS情報開示制度の認定を受けており、第三者によってセキュリティ対策の安全性が保証されています。またIPアドレス制限により、WEB会議参加者の厳格な指定が可能です。不正アクセス防止対策が十分に搭載されているため、安心してWEB会議を行えます。