オープンスペース

時間単位で支払う場合、1時間で約300円位です。4時間以上の場合、最大1日の料金相場が1,000円以内とお得な料金設定となっています。月額支払いの場合は5,000円～30,000円程で、入会金や保証金などが別途必要になります。

個室

立地条件によって料金が異なります。駅近で設備のよいオフィスであれば、賃料は4～8万円／坪となります。駅から離れていれば、2.8万円～4万円／坪です。

シェアオフィスの初期費用

一般的に、シェアオフィスには初期費用が必要です。月額費用の2～5ヵ月分を支払う必要があります。

上記の金額はシェアオフィスによって異なるので、よく確認しましょう。

オプション

基本料金の中に水道光熱費や住所利用料などが含まれますが、受付・電話対応や会議室の利用はオプションに設定され、別途費用が必要になります。月額料金が高いシェアオフィスであれば、オプション費用が含まれている場合もあります。オプションの料金もシェアオフィスによって異なるので、予め確認しておくとよいでしょう。

スタートアップ企業がシェアオフィスを利用するメリット

新たなビジネスモデルを開発するスタートアップ企業には、初期費用や環境を整える必要のないシェアオフィスがおすすめです。シェアオフィスを利用するメリットをご紹介いたします。

スムーズに事業を開始できる

まず最大のメリットはコストを大幅にカットして、手間をかけずにスムーズに事業を開始できることです。敷金・礼金などのまとまった費用を抑えられ、Wi-Fiや複合機の購入のコストもかかりません。

好立地のオフィスで仕事ができる

シェアオフィスは立地条件のよい所が多いため、利便性の高いオフィスで効率的に仕事をすることができます。

法人登記ができる

会社を設立する場合、法人登記が義務付けられています。シェアオフィスによっては、利用しているシェアオフィスの住所で法人登録できる場合があります。立地条件のよい住所で法人登記できれば、社会的信用を高める効果もあるのです。

異業種交流ができる

通常では出会えないような、異業種の人達とコミュニケーションを取ることも可能です。挨拶を交わして顔なじみになることで、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあります。シェアオフィスを利用するなら、できるだけ周囲の方と適度なコミュニケーションを取るとよいでしょう。

利用の仕方を都合に合わせて変更できる

1人で利用開始する場合、初めはオープンスペースを利用し、人数が増えてきたら個室へ移動することが可能です。通常の賃貸では、オフィスを広げるために手間も料金もかかります。人数に合わせてスペースを広げられるシェアオフィスなら、手軽に移動できるので魅力的です。

スタートアップ企業がシェアオフィスを利用するデメリットとは

次に、デメリットについてご紹介いたします。大きなデメリットはありませんが、注意点があるので参考にしてください。

内装を変えられない

シェアオフィスは内装の変更が自由にできません。そのため、シェアオフィスの内装が好みの場所を探すことも大切です。条件と共に、内装を含めてシェアオフィスの場所を探しましょう。

オプション費用に注意する

シェアオフィスはオプション機能を追加することで、費用が発生します。本当に必要か考えずに、よさそうだからと次々にオプションを利用すると、いつの間にかオプション費用が高額になる場合もあります。

シェアオフィスを選ぶときのチェックポイントとは

スタートアップ企業がシェアオフィスを選ぶときに、チェックしておきたいポイントをお伝えいたします。

月額費用

一般的に賃料の目安は売り上げの10％以下が適切といわれています。無理のない範囲で利用することが重要なので、適切な賃料のシェアオフィスを見つけましょう。

利用スペースの広さ

シェアオフィスの場所や、プランによって利用できるスペースの広さが異なります。理想としているスペースと、実際のスペースに差がないか内覧して確認することが大切です。

利用者層

シェアオフィスの利用者は、交流することで将来一緒にビジネスを行う可能性があります。そのため、どのような人達が利用しているのか予め確認しておくことも大切です。

設備やサービス・立地

同じような料金であれば、より立地がよいほうや設備の整っているシェアオフィスを選んだほうがよいです。アクセスがよいほうが無駄な時間を使うことなく、仕事に集中できます。